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『小森さんは断れない!』が小森さんは断らせないになってた

漫画 読書

小森さんは断れない!5巻 表紙画像

これを書いてる現在は2月24日。初のプレミアムフライデーということで皆さんいかがお過ごしでしょうか。わたくしは「プレミアムフライデーだから、プレモル飲むでー」てなもんで、すでにビールを1.5リットルほどきこしめしております。おかしい。今朝起きた瞬間には、今日こそ飲まないと決めてたのに。と言いながら傍らの焼酎ハイボールを自然な動きで流し込んでるの本当に怖い。

さて。そんなことより、クール教信者による漫画『小森さんは断れない!』をご存じでしょうか。存じないなという方はwikiってください。概要だけ説明しますと、他人の頼みを断れない女子中学生(途中で高校生になるよ)の小森しゅりを中心とした日常物です。wikiって驚いたんですがアニメ化されたの2015年10月から12月なんですね。もう1年以上経ってるとかマジかよ。

連載途中の作品がアニメ化されると放送中はブースト掛かるものの、放送終了後はなんとなく終わった感じが出てきて原作のほうもトーンダウンしたりするんですが、本作の場合は全然そんなことなく続いています。むしろ中学を卒業して高校生編が始まり、作者曰くこのあとは「大学生編と異世界編」が予定されてるそうです。学園物が異世界ものになるとか、ジャンプで連載してた格闘漫画を思い出しますね。

まだまだ続く『小森さんは断れない!』ですが、現時点で発売されてるコミックス最新刊5巻までの感想をつらつらと書いてみたいと思います。

善い子なだけではない小森さん

本作は先にも説明した通り、他人の頼みを断れない小森さんが主人公です。小森さんは頼まれると断れない自分に悩み、時々アイデンティティを見つめ直したりします。そして「頼みに応えられて相手が喜んでると嬉しい」というところに落ち着いていくのですが、これは単なる善い子の模範解答ではなく、そうした相手の様子を見て優越感を感じている自分も引き受けたうえでの感想です。

もともとクール教信者の作風的に、ほのぼの日常系だと思ってたら、シリアスぶっ込んでくるがあります。作者の代表作『旦那が何を言っているかわからない件』でもありますよね。『小森さんは断れない!』でも、高校受験を目前に控えたなかでのできごとにより、小森さんは「なぜ自分は他人の頼みを聞いてしまうのか」悩みます。悩むんですが、それを糧として自己を確立させていきます。

大谷くんがかわいい

小森さんが中学で出会って恋をする男の子が大谷くんです。ショウヘイではありません。彼への恋心が回を重ねるほど暴走していき、小森さんが断らせないガールへと変貌していきます。大谷くんの実家の花屋でバイトすることが決まったとき、母親に「(大谷くんに)下心がなければいいがな」と言われ「私があるかも」と答える小森さん。アグレッシブ。さらに男女の友情について考える大谷くんに、「友情にはさせんぞ」と迫る小森さん。

小森さんは断れない!5巻

小森さんは断れない!5巻

小森さんは断れない!5巻

大谷くんへの恋心を自覚してから見せる、小森さんの猪突猛進っぷりは必見です。別々の高校に進学したことで大谷くんの出番が減ることを危惧しましたが、会えない時間が愛育てるのさという感じで、むしろニヤニヤ成分増し増しです。

アニメ版は見てたけど、その後どうなったのか知らないという人は、取りあえず4巻まで読んでみていただけると、中学生編が切りよく終わります。

kibunya.hateblo.jp

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明けましておめでとうございます

ライトノベル 雑談

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久しぶりにダッシュボード開いて驚きました。最後に更新した日付が去年の12月11日。2ヶ月間も放置してた。果たしてプロを買ってる意味があるのか自分でも分からなくなってきた……。

先日Twitterランドを徘徊してたらこんなの見つけました。

 

分かる~って共感したあとに、それはそれとして“ラノベの設定が馬鹿にされることが多い”のは何でかなと考えました。

やっぱり「バレても大して面倒なことにならない」からじゃないですかね。Sランクであることが露顕したため、ここは地獄の最前線エリア88みたいな場所に単独で放り込まれて、命からがら任務達成して戻って来る展開があとに続けば「そりゃ隠しておいたほうがよかったよな」となると思うんです。

 ここで言われる「馬鹿にされることが多いラノベ」って主人公の能力を隠しておく理由が、「注目されるのが煩わしいから」くらいの脅威度しかない作品群のことを指してるんじゃないか。

ガチで大変な目に遭う話なら、あまりそういうツッコミされることもないと思うんですよ。

 

 

『中間管理録トネガワ』の悪魔的な面白さ

漫画 読書

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皆さんは『中間管理録トネガワ』という漫画……いえ、利根川幸雄という人物を知っていますか?

彼は漫画『賭博黙示録カイジ』のサブキャラクターで、主人公・伊藤開司(かいじ)が対決する、いわば中ボスです。彼との対決を乗り越えることにより、自堕落な生活を送るだけの屑だったカイジが主人公として覚醒していきます。

1996年から連載が続いているカイジのなかで、トネガワが登場するのはシリーズの初期作のみ。カイジに敗れ意地の焼き土下座を披露してからは、グループ内で失脚したとだけ語られています。

にもかかわらず、連載開始から20年を経て、スピンオフ漫画の主役に抜擢されました。

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ライターっていうより、マッチだよね

雑談

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DeNAのキュレーションメディアが赤々と燃えている関係で、最近はインターネットのそこかしこでメディア論やら、ライター論やらを目にします。突っ込んだ問題意識や、当事者としての心情吐露など読み応えあるものもたくさんある中で、別にいまさら自分が触れなくてもいいかな~とは思ったんですが、なんとなく書いてみます。

www.buzzfeed.com

bylines.news.yahoo.co.jp

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ちなみに、セ・リーグではベイスターズを応援してます。

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4ヶ月ほど放置してたわけですが

漫画 読書 雑談

戻ってきてみたら、はてブロProは期限切れしてるし、独自ドメインの更新忘れて過去記事が外部サイトでリンク切れ起こしてるしでどうしようもねーな。はてブロはPro購入し直したけど、ドメインは人手に渡ったみたいなんでお手上げです。

「はよ更新せえや!」メールを無視してた自分が完璧に悪いんですが。

 

ここから下は最近読んだ本(と言っても少し前の物も)に一言コメント添えてお茶濁すターン。

制服あばんちゅーる 1 (バンブーコミックス)

制服あばんちゅーる 1 (バンブーコミックス)

 

 

制服あばんちゅーる 2 (バンブーコミックス)

制服あばんちゅーる 2 (バンブーコミックス)

 

風紀委員は正義! な学園物世界にあって、この風紀委員はニヤニヤします。お前らはよくっつけや! と読みながら何度思ったことか。惜しまれるのは本誌での連載が完結し、作者ブログによれば3巻発売の予定がないこと。

単行本派は絶望にうちひしがれております。

火あぶりにされたサンタクロース

火あぶりにされたサンタクロース

 

 よく言われる「キリスト教は、土着の宗教を吸収しながら勢力を拡大していった」という話。それをクリスマスやサンタクロースという観点から、改めて見直す月間。レヴィ=ストロースの有名な本が装いも新たに生まれ変わりました。

 

中原くんの過保護な妹 1 (バンブーコミックス WINセレクション)

中原くんの過保護な妹 1 (バンブーコミックス WINセレクション)

 

 タイトルがすべて。過保護な妹ほしい……。作者のTwitterはJリーグネタ多いですね。川崎フロンターレ残念でした。

 

 

放課後バッセン娘! (ヤングアニマルコミックス)

放課後バッセン娘! (ヤングアニマルコミックス)

 

おそらく最近の野球ファンは、好プレー珍プレーでしか知らないであろう、昭和の野球選手たちのフォームを真似しながら、バッティングセンター(バッセン)でホームランを連発する女の子たちの話。

プロ選手のフォームを真似して力発揮するって、自分は『風光る』っぽいなと思ったり。

風光る(1) (月刊少年マガジンコミックス)

風光る(1) (月刊少年マガジンコミックス)

 

ちょいちょい欄外で解説される元ネタも読みどころ。

こちらはWEB連載もしてるのでご覧ください。

 

木根さんの1人でキネマ 1 (ジェッツコミックス)

木根さんの1人でキネマ 1 (ジェッツコミックス)

 

 

木根さんの1人でキネマ 2 (ヤングアニマルコミックス)

木根さんの1人でキネマ 2 (ヤングアニマルコミックス)

 

大好き

映画大好き30ン歳の木根さんが、映画愛を語りまくるという漫画ですが、とにかくWEB公開されている第1話を読んでください。

世評が悪いから敬遠してたけど、見てみたら「『ターミネーター3』悪くないじゃん」てなったとか、「『ターミネーター』は2より1が好き」と言ったら、「通ぶりやがって」「『ターミネーター』は2が至高。1はCGがショボい」と言われたとか、映画好きなら共感できるネタがたくさん。

何より木根さんが自分の“行き過ぎた映画愛”を自覚していて、世間から孤立しないために高校デビュー、家の外では美人で有能な課長で通してるというところに涙ちょちょ切れます。

このあたり『トクサツガガガ』でも感じた世知辛さですね。

第2話で語られる『バッドボーイズ2バッド』愛も涙なくしては読めない。

会話が苦手な作家は英会話セリフになってるよって話

雑談 創作夜話

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最後に更新した日付を見たら今年の8月になってて驚き。もう12月だで。

それはそれとして最近WEB小説やら、auブックパス利用してラノベやらを1日2~3冊ペースで読んでて思ったこと。世の中にはプロ・アマ問わず会話シーンの苦手な作家が多い。その理由の多くは無意識のうちに「英会話セリフ」を書いてしまってる。

「英会話セリフ」というのは別にそういった用語があるわけではなく、なんとなく自分がそれっぽいなと思った。

中学の英語の教科書に載っている、「これはペンですか」「ノー。これはリンゴです」みたいなセリフを書いてしまっている人が多い。

そんな馬鹿な、自分はもう少しマシな書き方してるよと思うかもしれないが、本当に多い。びっくりするほど多い。ちょっと意識して読むとランキング上位の作品でも普通に使われてる。

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auブックパス使ってる人のKindle Unlimited感想

雑談 読書

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Amazonが提供している電子書籍サービス『Kindle』は有名だと思います。そのKindleが提供する月額読み放題サービス『Kindle Unlimited』が日本でも始まりました。はてなブログでもさっそく話題にしてる人が多く、少し前の『ポケモンGO』ばりにブログネタとして消費されてる感ありますね。

自分も無料お試しに申し込んで試してみました。使ってみた感想としてはauの『ブックパス』をAmazonがやったらこうなるんだなって感じです。ブックパスにも読み放題サービスがありまして、月額利用料を払うと書籍・雑誌が読み放題です。主な対象商品は漫画やライトノベルですが、『チャイルド・プア~社会を蝕む子どもの貧困~』なども読み放題で意外とジャンルの幅は広いです。

www.bookpass.auone.jp

サービス内容的には正直大差ないですね。ただauユーザーでなければ読み放題利用できないブックパスに対し、Kindle UnlimitedはAmazonのアカウントさえあれば利用できるのでキャリアを選ばない使いやすさがあります。ブックパスを便利に使う一方、auやめてMVNOに転出しようかとも考えてました。代替サービスが現れてくれたのは願ったりかなったり。

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